私はマーケティング哲学がめちゃくちゃ好きなのですが、
その根本にあるのが、人を幸せに導く為の役割だと思っているんですね。
顧客の求めるものを理解し、ニーズに叶うものを届ける。
主に私の対象とするお客様は、顧客の幸せを考える企業様で私と思想概念の一致がなされている企業様です。
お客様が喜んでくれることを自分たちの力でしたい!その素敵な考えを持つ企業様の気持ちを届ける為にお手伝い・サポートしたいというのが私のマーケティングをする意味なのですが、
どうも自分がマーケティングされる側に立つと思うのが、「営業されてるだけでは?」と思うことがあります。
それをすることで私の何を解決してくれるの?私の何を理解した上でなんでそういう提案になるの?ということがよくあります。
営業も自分のサービスや特徴・強みを知ってもらう為のものなので悪いという意味じゃないんですが、マーケティングの手法は顧客を騙すためのものではないんです。(中には騙されてよかったパターンもありますが)
心理学と密接に関係してくるところもあるので、線引きが難しいのですが、お客様の方からお願いしてきてくれるようになればようやくお互いに「理解」になると思うんですね。
そのくらいになるからこそ、信頼関係を築けると思っています。
人の想いや情熱を尊重することが大事
いろんなマーケティングのセミナー出ていますが、素敵な企画や発想、想いを聞いていて感銘することがあります。
特に、ChatGPTやGeminiなどの優秀なAIツールがある中で、情熱的で深みのある文章はAIには書けないから文章は自分で書くとおっしゃっていた方がいます。本当に素敵な方だなあと思いました。
私はそのセミナーを受けるまで、恥ずかしながらChatGPTに依存して文章を書かせていました。
とりあえずタイトルだけキーワードプランナー見ながら選定してSEOに強い記事書いてもらって大量生成しとけばいいだろうと。
確かにSEOが強くなるので上位に上がりやすくなりますが、
AIで書く記事って誰でも書けるので、それに価値があるんですかね…?というところです。
その記事が“事実”で誰かの問題を“解決”してくれるものであれば、企画や発想として評価にはなると思います。
ですが、誰でも書けるような、事実も証明できない記事では低評価になるのはある意味当たり前の話です。
だからこそGoogleはEEATを重視するのだと考えています。
この方のセミナーを受けてから私は自分で記事を書くようになりました。
既に定義されているものの説明などはAIに任せていますが、記事の企画・アイディアや内容、文章構成などは自分で考えるようにしています。(相談することはあります。)
元々文章書くのは得意なので更に文章力を鍛える為にも最初からやるべきだったなあと思います。やはりどれだけ最強なツールがあっても、人の為の努力に勝るものはないですよね。
AI依存への懸念
既にAIが凄すぎて、AIを手放せなくなってしまっている人は私を含め、たくさんいると思いますが、大事なのは、AIがいなくなっても生きていけない状態にならないことです。
依存って一番不幸の源だと思っているんですが、それがないと生きていけない状態。これが依存だと考えています。
本来の幸せって自立にあると思うのです。
今当たり前にあるその道具やもの、なくなってもあなたは生きて行けますか?
それが生きがいなのであればいいのですが、依存では元も子もないです。
マーケティングも私の思想としてはあくまでお手伝い・サポートなので最終的には効率が良いシステム形式にして企業様にやり方を覚えて頂いて、自立してもらうというのが私の願いなのです。
依存はする側もさせる側も不幸の種になるので、そうならない為にも自立をさせるということが重要だと考えています。
相手が出来ないと決めつけず、出来るような施策(穴埋め問題のような形式にする)をしてあげて、後は相手にしてもらうということです。
難しいと思っていたことが、出来るようになるって嬉しいですよね。
まとめ
話がずれましたが、人の気持ちを理解することが一番重要だと考えています。
人の気持ちの本質は行動にあります。言葉では嘘をつくことも可能です。
その嘘というのも、自分に何かしてくれたことに対して、自分の為になっていないけど、相手を傷つけないように「ありがとう」というような行為。これも嘘になります。
人の幸せってなんなのか。難しいですよね。
私の場合は、相手の事を考えるからこそはっきりということもありますが、人は問題解決だけではなく共感も求める生き物です。
共感を求めている人に対して、アドバイスのような発言になってしまうのは相手の事を考えておらず、理解できてもいないのでこの辺は自分の弱みといっても過言ではないです。(女性のくせに共感性が低い)
商品やサービスの良さを伝える為に、無意識に押し売りのような言い回しになる事がありますが、営業というイメージにならないようにだけ気を付けたいと考えています。


