「どこに何があるか分からない」をAIと一緒に解決した日
ちょっと告白します。
自分のPCの中、ずっとグチャグチャでした。
正直な現状
ドライブを開くと、こんな状態でした。
blog-data(ブログ関連?たぶん)money-data(家計?)ビジネス(何が入ってるか不明)バックアップ系(何のバックアップ?)整理済み(全然整理されてない)- 謎のzipファイル、謎のmp3、謎のdocx…
「どこかにあるはずなんだけど」で毎回5分ロスする日々。
バックアップも「たぶん取れてるはず」という曖昧な状態。GitHubに入れていいのかどうか、ルールも決まっていない。
「いつか整理しよう」が何ヶ月も続いていました。
AIと一緒にやってみた
今回、Claude(AI)に「全部手伝ってもらおう」と思い切って相談しました。
最初に聞いたのはシンプルなこと。
「フォルダ構成がバラバラです。どう整理すればいいですか?」
そこから会話が始まり、気づいたら 丸一日かけて情報管理の仕組みを一から作り直していました。
まず「ルール」を決めた
整理の前に、Claudeが提案したのは「分類の基準を先に決める」こと。
「どのデータをどこに置くか」が曖昧なままフォルダを作っても、また同じことになる。なるほど、確かに。
一緒に決めたルールはこれです。
GitHubに入れていいもの・ダメなもの
| 入れていいもの | 入れてはダメなもの |
|---|---|
| ブログ記事・テンプレ | 顧客情報 |
| 家計のフロー図 | 契約書・音声データ |
| スクリプト・ツール | APIキー・パスワード |
Notionに入れるもの
- 要約・議事録(原本じゃなくて整理したもの)
- KPI・タスク管理
ローカルだけに残すもの
- 音声データ(会議の録音など)
- 原本CSV・機密性の高い書類
「クレカ番号は1Passwordだけ」「銀行口座の詳細はGitHubに入れない」という当たり前のことが、ちゃんと言語化されてルールになった感覚がありました。
フォルダを設計し直した
ルールが決まったら、次はフォルダ構造。
最終的にこうなりました。
KIMURAVO-CORE/
├─ 01_ACTIVE 進行中のこと
├─ 02_DATABASE データベース(議事録・家計など)
├─ 03_CLIENTS お客さん関連
├─ 04_CONTENT ブログ・記事
├─ 05_AI AIツール関連
├─ 06_ARCHIVE 終わったもの
├─ 07_SECURE 触らせたくないもの(AI対象外)
└─ 99_TEMP とりあえず置き場
数字で始まるのがポイントで、どのPCで開いても同じ順番で並ぶ。地味だけど快適。
整理中に思わぬものを発見した
作業を進めていたら、予想外のことが起きました。
家計データが 2か所に存在していた んです。
- 本物(GitHubと繋がってるgitリポジトリ)
- コピー(別フォルダにある非git版)
しかも本物の方はファイルが「削除済み」状態になっていて、最新データはコピー側にある。どっちが正しいのか自分でも分からない状態。
「これ、手作業で直すの無理だな…」と思っていたら、Claudeがスクリプトを書いてくれて数十秒で解決しました。
- コピー側の最新ファイルを本物に戻す
- Gitにコミット
- コピーを削除
- 正しい場所に移動
手でやっていたら、確実に1時間はかかっていたと思います。
AIに「ルールを読ませる」仕組みを作った
今回一番おもしろかったのがここです。
Claude Code(ClaudeのCLIツール)には、フォルダに CLAUDE.md というファイルを置くと AIがそのルールを自動で読み込む 機能があります。
最終的にこういう構成にしました。
CLAUDE.md ← 要約だけ書く入口
rules/
security.md ← セキュリティルール
github-policy.md ← GitHubのルール
folder-policy.md ← フォルダの配置ルール
ai-policy.md ← AIの使い方ルール
...
CLAUDE.md は短く「概要と rules/ を読んでね」とだけ書く。詳細は全部 rules/ 以下の小さいファイルに分割。
こうすると、Claudeだけじゃなく Gemini でも NotebookLM でも同じルールを読み込める。AIが変わっても知識ベースはそのまま使い回せる。
「ファイル整理してただけなのに、なんかすごいところまで来た」という感覚でした。
やってみて変わったこと
Before
- ファイルを探すのに毎回数分かかる
- バックアップが取れているか自信がない
- GitHubに何を入れていいか分からない
- 「いつか整理しよう」が続く
After
- 何がどこにあるか一瞬で分かる
- ローカル・GitHub・Notionの役割が明確
- ルールが言語化されてAIが理解している
- 新しいファイルが来ても迷わず置き場所が決まる
一番の気づき
今回やったのは「ファイル整理」じゃありませんでした。
自分の情報管理の「OS」を作った、という感覚が近いです。
情報が散らばるのって、ファイルの問題じゃなくて「どこに何を置くか」のルールがないことが根本原因なんですよね。
ルールがないから、また散らかる。ルールがあれば、自然と整う。
そのルールをAIと一緒に作って、AIが読める形で保存しておく。そうすると次にClaude(でもGeminiでも)に相談したとき、もうゼロから説明しなくていい。「ルールを読んで」で伝わる。
まとめ
- AIと一緒だと「考えながら整理」が同時進行できる
- フォルダ設計は「見た目」より「ルール」が大事
- GitHubに入れていいものか、最初に決めるだけで全部変わる
- 知識をMarkdownで分割しておくと、どのAIにも使い回せる
「情報管理、なんとかしたいな」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
丸一日かかりましたが、Claudeと一緒だったので楽しかったし、一人でやるより確実に深いところまで整理できました。
体験日:2026年5月9日
使用ツール:Claude Code、PowerShell、Git

